がん放射線療法看護認定看護師
放射線治療は局所療法でありながらも、対象は乳児から高齢者まで、治療目的は根治から緩和まで、療養拠点は外来も入院もどちらもあり、照射範囲は局所から全身まで幅広く行われています。認定看護師として、がん看護や放射線治療の専門的な知識に基づき、適切な情報提供、放射線治療選択時の意思決定支援、有害事象の予防、軽減に向けたセルフケア指導、身体的・精神的支援を行っています。また放射線治療のチームで、患者さんやご家族が安心して安全に苦痛なく治療を完遂できることを目的に、医師・放射線技師などと協働しながらサポートしています。
高齢化が進み、今後放射線治療患者数の増加が予測されます。放射線科外来専従看護師として、多職種と連携しながら勉強会の開催や研修参加など、放射線科外来の看護の質向上を目指しています。