集中ケア認定看護師

集中ケア認定看護師の役割のひとつは、生命の危機状態にある患者さんの病態を予測して、重症化を回避することです。重症な患者さんの回復を支えるために、医師・看護師・臨床工学技士・理学療法士・薬剤師・栄養士など多職種が連携し、チームでサポートしています。人工呼吸器やたくさんの点滴・管が入っている手術後の患者さんは、集中的に治療を受けるため特殊な環境下に身を置かざるを得ません。このような患者さんは、身体的な苦痛だけでなく、精神的な苦痛を受けている可能性があります。患者さんの安全を守り、苦痛の緩和や早期リハビリテーションなど回復のお手伝いをしています。

また、患者さんだけでなく、生命の危機状態にある患者さんのご家族も心理的に不安定となることがあり、ご家族に対するケアも私たちの役割と考えサポートしています。